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2005年 04月 12日
映画から伝わってくるハワードヒューズの人生は、哀れな思いが残って涙が出てきます。 何か宿命、運命に翻弄された人生のよう。 私が24歳くらい、日本のビバリーヒルズを目指した開発プロジェクトに参加していたときの社長を思い出した。 規模は違えど、タイプがよく似ているの。 ちょうどバブルに乗って成功したため巨額な利益を得て、それを資本に社長自身の夢を叶えるためにどんどん投資。 社員からは陰でクレイジー扱いをされていた。 頭の回転が良すぎて、誰も付いていけなかったのだ。また、ワンマンゆえに、社長と社員を繋ぐ駆け渡しのできる管理職もいなかった。全て社長に原因があるのですが。 徐々に精神的病気になり奇異な行動を繰り返していた。 私は唯一の理解者だった。というか理解しようと努力した。 社長が語る夢物語を私は実現させてあげたかったし、実現して欲しかった。 入社半年で社長室に入れられた。 多くは語らないけど、直感的に、私が理解者だと感じたのだと思う。 私も自ら役員との橋渡しの役目を意識して行っていた。まるで通訳ね。 いろいろな経験を積ませて貰ったし、いい仕事もできた。 一年がまるで10年くらいに感じるほど密度が濃かった。 でも徐々に運命に翻弄されるかのように、問題が起こり、何にそこまで追い詰められていたのか、当時の私にはわからなかったが、奇異な行動を取るようになり、私の家にも夜中や朝方、意味不明な電話をしてくるようになった。そしてくもまっかになり、そのまま障害が残り復帰しないままに亡くなったのです。 驚異的な集中力に閃き。旺盛な行動力。なぜそこまで急ぐの?というくらい。 人間って不思議な動物だと思った。そこまで極端に走らなくても、もう少しバランスが取れなかったのかなぁ? 何が幸せなのか?いろいろ考えさせられました。 その後も仕事を通して出会う、特別な富と権力を持つ人の中に、どこかクレイジーな、狂気に似たところがあり、ぞっとしていた。そしてなぜか哀れに感じたものでした。 どこか無念さの残る人生は、悲しい。 時代に大きなものを残す人は、自分の幸せを削っているのか。 私は母のような気持ちになります。 何とか、もう少し守ってあげられなかったのかな。 生きている間にもっと安らぐ時間をつくれなかったのかな。 ハワードヒューズ
by ny007lala
| 2005-04-12 21:09
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